なぜターゲット設定はいつも難しいのか? ― 製品ターゲットとプロモーションターゲットの分け方
製品やサービスを企画するとき、担当者は必ず「こんな人に使ってほしい」という理想像を思い描きます。これが製品ターゲットです。ところが、いざプロモーション施策に移ると、新聞広告やWEB広告などでは「できるだけ多くの人に知ってもらう」ことが目的となり、対象は一気に広がります。これがプロモーションターゲットです。両者を混同してしまうと、訴求はぼやけ、効果が出にくくなります。今回は、この二つのターゲットをどう切り分け、どう折り合いをつけるのかを考えていきます。