なぜ「ブランディングで売る」は間違いなのか? ブランドは売上ではなく約束

「この製品、ブランディングで売っていこう!」─経営会議や新商品開発の場で、こんな言葉を耳にすることがあります。響きは力強く、一見すると前向きな戦略に思えるかもしれません。しかし、この考え方は根本的に間違っています。なぜなら、ブランディングは「売るための手段」ではなく、「お客様との約束」だからです。ブランドとは企業が一方的に作るものではなく、お客様の頭の中に芽生える「期待と信頼の束」なのです。本稿では、ブランディングの本質を整理し、「売るためにブランディングする」という誤解を解きほぐしていきます。

続きをみる

\ 最新情報をチェック /